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2011年8月 9日 (火)

自作の放射線検知器(2)

   放射線を検知・測定するには、半導体イメージセンサーやガイガー管という部品が一般的に使われます。こうした部品は高価または品薄で、中々入手しにくいのが実情です。今回作製した放射線検知器は、ガイガー管自体を身近なもので自作するのが特徴です。(フィルムケースや調味料入れなどが使えます)

下の図は、自作放射線検知器の概略配線図です。乾電池(12V)の電圧を高圧電源ユニットで6,500Vまで一度上昇させた後、その電圧を4,500V程度に調節し自作のガイガー管に接続します。(ガイガー管にはそれぞれ、動作するのに最適な電圧がありますので、電圧の調節が必要なのです)

高電圧を調節する部品(抵抗器=ボリューム)は、コピー用紙を使って代用します。

放射線がガイガー管に入ると、ごく微弱な火花が飛びます。この火花からはノイズ状の電波がでるので、市販のAMラジオで受けると「プチッ」という音がします。この音の数(頻度)で放射線の強弱を知ることができるのです。

 次回は、自作放射線検知器の作り方を簡単にご紹介したいと思います。

                               経理総務部:渡辺雅彦

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