江戸しぐさ
7月に中学校の地区別懇談会が行われました。この懇談会は各地区ごとに、学校の先生、地域の方、保護者が参加しテーマに沿って意見を交換するという場です。
学校より、各学年の生活や学習の様子、今後の課題についてお話がありました。その中で“江戸しぐさ”ができるようになって欲しいというお話がありました。
“江戸しぐさ”とは江戸町方の商人道、生活哲学の事を言います。主なしぐさは、次の通りです。
・ 傘かしげ・・・雨の日に互いの傘を外側に傾け、ぬれないようにすれ違うこと
・ 肩引き・・・道を歩いて、人とすれ違うとき左肩を路肩に寄せて歩くこと
・ 時泥棒・・・断りなく相手を訪問し、または約束の時間に遅れるなどで相手の時間を奪うのは重い罪にあたる
・ 七三の道・・・道の真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備えて他の人のために空けておくこと
この懇談会で毎年話題になるのが、通学時のマナーです。あいさつや自転車の乗り方等に対する厳しい意見がありました。しかし、地域の方々が子供たちを心配して考えてくださっている事なので、ありがたい事だと思いました。
“江戸しぐさ”を学び、お互いに思いやりや助け合いができるようになって欲しいと思いました。
経理総務部:田中美知子
朝顔が咲きはじめました(緑のカーテン)
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