自作の放射線検知器
福島第一原子力発電所の事故以来、放射線に対する関心は高まっていますが、残念ながら対策はあまり進んでいないのが現状だと思います。いま大事なことは、わたしたちの身のまわりにどの程度の放射線があるのかを知ることです。どこが強く、どこが弱いのかを知り、強いところには子どもたちをなるべく近づけないといった対処が必要だと思います。
ただ、放射線を「測定する」のには通常、高価な測定器が必要です。しかし「検知する」だけなら、意外と簡単に実現できるのです。 そこで、秋葉原で購入した高圧電源(525円)を使い、簡単な放射線検知器を自作してみました。手軽に作製することを目指したため、センサーとなる放射線検知管には 100円ショップで買ってきた「調味料用の容器」を流用したりしています(笑)。あくまで簡易的なものですので、放射線の「多い・少ない」の判断しかできませんが、それを知るだけでも意識づけとしては有効だと思います。(ちなみにこの検知器は、市販のガイガーカウンタでは測定できないα線も検知することができます!)
次回は、この放射線検知器の簡単な解説を行いたいと思います。
経理総務部:渡辺雅彦
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