汚染水もれ
福島第1原発で、また汚染水もれが発生しまし
た。淡水化装置を通った後の放射性物質を含
む塩廃水約120トンが配管から漏れ、一部が
排水溝を通じて海に流出したそうです。
海への流出量は約80リットルと推定されてい
ます。塩廃水は放射性セシウムなどは除去さ
れているのですが、ストロンチウム90など、
ベータ線を出す放射性物質が1立方センチあた
り14万ベクレル含まれているそうです。
東電が排水溝出口付近で調べたところ、これ
まで検出限界値未満だった海水から同0.25ベ
クレルのベータ線を出す放射性物質が検出さ
れました。
塩廃水のタンクから近くにある排水溝に流れ
込み、約300メートル離れた排水溝出口から
海に流れ出したそうです。
海だけでなくて、敷地内にも相当量の汚染水
が漏れていたことになります。
放射性物質はゴムなどを劣化させやすいので
パッキン部分には相当注意して点検しないと
いけないようです。
経理総務部 渡辺雅彦
コメント