協力業者会の匠部会研修会を行いました。
我が社には協力業者全員で構成する「大五建設グループ安全衛生協力会」
という業者会があります。
その中に「匠部会」という大工棟梁で構成する部会があります。
棟梁達は、木工事が完了した段階で次の現場に移ってしまうので、自分が手
がけた建物がどの様に完成したのか、あまり見る機会がないので、1月に完
成した高崎展示場を見学して勉強会をしようと言うことになりました。
棟梁達は下職とは現場で一緒になるので互いに知っているのですが、大工
同士では一部の連携はあっても、全体での連携が取りにくいのでこれを機
会に他の棟梁の仕事を見て収まりの統一を図ることも目的としました。
会社の今後について、私の話も聞きたいと言うことだったので1時間ほど話
をさせていただきました。
東日本大震災以降、消費者の価値観は大きく変わりました。
今迄は経済的な豊かさを追い求めていましたが、近所や地域また日本人と
しての絆が如何に大切か、自分のことだけを考えるのではなく、周りのこと
に配慮できる本来の日本人の良さが再認識されています。
私たち家造りに携わる者は、お客様の家を生涯にわたって守っていくという
覚悟が求められていることを話しさせていただきました。
皆さん真剣に聞き入ってくださいました。
小井土 靖
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