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2012年5月16日 (水)

原発の配管設計と停止後の管理

高速増殖炉「もんじゅ」の話ですが、配管が

設計通りに作られているのに、なぜか合わな

いという問題がありました。

現場管理者がいろいろと思いめぐらして考え

たところ、各メーカーの設計基準の差による

ものとわかりました。

もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機な

どのメーカーが協力して作ったのですが、

図面を引くときに、日立と日本原研は0.5ミリ

切り捨て、東芝と三菱は0.5ミリ切り上げとな

っていました。

たった0.5ミリですが、100ヶ所以上も集まる

と大変な違いになるわけです。

それぞれの企業にはノウハウや秘密事項がある

ので、全体的な統括・管理が難しい、という点

が指摘されています。

厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびる

とボロボロになります。運転を止めてもそのま

ま放置しておくと、すぐサビが来てボロボロに

なり、穴が開いて放射能が漏れてくるのです。

運転を止めたままにしておくことも、廃炉、

解体することもできないものになってしまうの

です。発電している時と同じように、水を入れ

て動かし続けなければなりません。水の圧力で

配管が薄くなったり部品が悪くなったりします

から、定期検査も行って補修や交換をしなけれ

ばなりません。放射能が無くなるまで、発電し

ているときと同じように監視し、管理をし続け

なければならないのです。

こうした費用は、電力会社が電気料金からあて

る、つまり消費者負担になる可能性が高いとい

うことを知っておくきべきだと思います。

          経理総務部 渡辺雅彦

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