地鎮祭
先日、地鎮祭が行われました。地鎮祭とは、
工事が始まる前に、土地の神様を鎮め、工
事の安全を祈願するもので、新築や大規模
リフォームなどの工事の際に行われます。
最近では、ごくまれに地鎮祭を行わないお
施主様もおりますが、昔から行われている
儀式にはそれなりの意味があると思います。
ですから今日まで無くならずに続いている
のだと思います。私の個人的な意見では、
必ず行うべきだと思います。また、地鎮祭
を行いますと、いよいよ工事が始まるとい
う気持ちになり、気が引き締まります。
お施主様の要望、期待を上回る仕事が出来
るよう、努力していきます。
一般的な地鎮祭の流れを参考までに載せて
おきます。
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・修祓(しゅばつ)~祭に先立ち、参列者・
お供え物を祓い清める儀式。
・降神(こうしん)~祭壇に立てた神籬に、
その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。
神職が「オ~」と声を発して降臨を告げる。
・献饌(けんせん)~神に祭壇のお供え物を
食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る。
・祝詞奏上(のりとそうじょう)~その土地
に建物を建てることを神に告げ、以後の工
事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
・四方祓(しほうはらい)~土地の四隅をお
祓いし、清める。
・地鎮(じちん)~刈初(かりそめ)、穿初(う
がちぞめ)、鍬入(くわいれ)等が行われる。
設計・施工・建主に振り分ける事が多い。
・玉串奉奠(たまぐしほうてん)~神前に玉
串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂を
付けたもの。
・撤饌(てっせん)~酒と水の蓋を閉じお供
え物を下げる。
・昇神(しょうしん)~神籬に降りていた神
をもとの御座所に送る儀式。
工事部 石田卓也
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