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2013年8月 4日 (日)

高度な「鎖」の技術

福島県の小名浜港の第3埠頭(ふとう)に、

浮体式の洋上風力発電設備が建設される計画

があります。海に浮かぶ施設を海底と鎖でつ

なぐわけですが、この鎖の溶接には「姫路城」

の建設に使われた「松原釘」の技術が使われ

ているのだそうです。

停泊中にだけ使う船舶用の鎖よりも高い水準

が求められる浮体式風力発電所に使われる鎖

の強さの秘密は、「R5」と呼ばれる素材に

隠されています。R5は平成19年に新日本

製鉄(現新日鉄住金)と共同で開発されまし

た。台風や高波に耐えられる強度と、海水で

も腐食しにくい特徴を持つ新素材で、海外か

ら石油掘削基地や洋上風力向けの注文が相次

いでいるそうです。日本には、優れた技術が

まだまだたくさんあるのですね。

         経理総務部 渡辺雅彦

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