深刻さを増す環境問題
福島の原発事故以来「脱原発」を求める市民グループと原発再稼働を訴える電力会社と大手企業グループとのせめぎ合いの中で行われた国政選挙でしたが、結果は予想通り保守側の圧勝という形で終わり、日本国民は経済優先の道を選択したという結果になりました。
もちろん経済の発展はとても重要ですが、私たち人間が生きていく上で最も重要なことは、安心して暮らせる環境を維持することの方が重要だと思うのです。
最近の気象を見ていると年間を通して自然災害(雨、風、気温)が世界中で多発し、甚大な被害をもたらしています。
いくら経済が良くなったとしても、多発する災害に対する復興費用等を考えると首を傾げてしまいます。
以下のような記事が地球村通信に載っていました。
2012年世界のCO2排出量は過去最高、観測史上最暑の10年間を記録、2013年7月IEA、AFP通信ほかIEA(国際エネルギー機関)の報告書によると、2012年の世界の二酸化炭素排出量は前年比1.4%増で過去最高となった。
最大排出国の中国は3億t増、また、福島第一原発事故の影響を受けた日本は7千万t増となった。
さらに、2001年から10年間、世界の平均気温は、観測史上最高を更新した、と国連が報告している。
同期間中の気温上昇はかってない速さで進み、この期間に全国平均気温の最高記録を更新した国は44%に上っている。
また、異常気象による犠牲者は37万人を超えたとされる。
一方、'2012年にCO2排出量2位だった米国では、石炭からシェールガスヘの転換が進み、排出量が2億t減少した。さらに、EU諸国でも5千万t減となっている。
日本でも、火力発電から再生可能エネルギーへの早急な移行を推し進めて、CO2削減を目指し、努力していかなければならない。
いくら経済を発展させても、今私たちが生かされている環境がこれ以上悪くなれば人類は滅亡するしか有りません。
日本国民全員がこのことを本気で議論し、世界の手本となる省エネ国家を実現すべきだと私は思います。
経済的にはそんなに豊かではありませんが、心が豊かで国民の8割以上の人が幸せだと感じている自給自足を実現している素晴らしい国(ブータン以外)が存在しています。
その国の様子を紹介した小冊子がありますので、読んでみたい方にはプレゼントします。
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by=小井土
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