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2014年4月26日 (土)

床の間

昔から寝る布団のことを(床)と呼びますが、

ではなぜ、和室の掛け軸などを飾るスペー

スを(床の間)と呼ぶのでしょう。

まず、室町時代に他の部屋より一段高くした

部屋が登場します。これは主君や家臣などが

会うときの部屋で、その一段高い「上段の間」

を「床」というようになったことから、一段

ったところを「床の間」と呼ぶように

たそうです。

現在に通じる床の間の形は、茶室が出来てか

ら、掛け軸や陶器、その他にも絵画や観賞

物といった飾り物を展示する空間が茶室

必要になりました。その場所は当初「押

(おしいた)」と呼ばれていたそうです。

その押板の用途をそのままにし、近世の茶室

築に造られた「上段」が「床の間」となっ

のことです。

工事部 石田卓也

Staff_img11

 

 

 

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