建築業界に新たな労働力
先日のニュースで、移民の大量受け入れにつ
いて、街中でインタビューを行っているのを
見ました。
内容は、「日本の人口減少を見込んだ移民の
受け入れ政策に賛成か、反対か」というもの
です。三者三様の意見が飛び交い、賛成派は
労働力不足を補うためにはやむを得ない処
置ということです。反対派は少子化対策を優
先に行い、閉鎖的な日本社会で移民を受け入
れた場合に想定される問題を事前に解決し
なければ、という意見がありました。主に、
受け入れへのロビー活動が盛んなのは、労働
力不足が著しい建築業界、介護業界とのこと
です。私個人的としては、やはりしっかり事
前に起こりうる問題を想定して十分に対策
を練った上で、受け入れを決めるべきではな
いかと思います。同様の問題は、バブル期に
も起きています。外国人労働者が、経済成長
期には必要だったけれど、経済停滞期には移
民が不法滞在者化したということが社会問
題になりました。
何事もまず、議論を尽くし、目先のことだけ
でなく長期的な考えで方向性を決定する必
要があると思います。また、他の国でも同様
の問題で移民法を改正したという国をお手
本とすべきではないかと思いました。
経理総務部 倉林佳澄
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