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2015年8月23日 (日)

蚊の能力をロボットに活用

東京大学と住友化学、神奈川科学技術

アカデミーの共同研究チームは来月から、

人や動物のわずかな汗のにおいをかぎ分

ける蚊の嗅覚の仕組みを利用して、災害

現場で がれきや土砂に埋もれて行方不

明になった人を捜索するロボット開発に

乗り出します。2020年までに実用化

したいとのことです。

蚊の触角には、血を吸う相手を探すため、

空気中を漂う汗のにおい成分を高感度で

キャッチするたんぱく質が多数あるそう

です。

このたんぱく質を人工的に合成し、セン

サーを作ってロボットに組み込みます。

災害現場では災害救助犬が利用されてい

すが、活動時間が限られる上、指示を

出す人員が必要で、危険度の高い現場

には投入しにくいという課題があります。

このロボットは、そうした課題にも対応

できるものになるとのことです。

研究開発室 渡辺雅彦

 

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