てんびんの詩
10年以上前に「てんびんの詩」というビデオで社員
研修を行いました。
「てんびんの詩」というのは、近江(滋賀県)の大
きな商家に後継ぎとして生まれた長男が、困難を乗
り越えて世継ぎとなるまでの話です。大正から昭和
の戦後までの物語で、制作者はイエローハットの創
業者の鍵山秀三郎さんです。
久しぶりにそのビデオ(VHSのビデオテープです)
を鑑賞しました。
大正13年4月、13歳で学校を卒業した主人公が、
卒業の翌日から、天秤に下げた「鍋ぶた」を売りに
出るところから始まります。
その物語の中には多くの教えがありました。
「商いは天秤棒と同じ。売り手と買い手のバランス
がよくなければ商いにはならない」と、主人公の父
親が教えてくれます。
弊社も10年の間に社員の入れ替わりがあり、この
ビデオを鑑賞していない社員が多くなりました。
早速、研修の題材として使用いたしました。見る
だけで6時間かかりますので、まだ途中ですが、
多くのことを学び、今後に活かしてくれることを
期待しています。
代表取締役 荻野典光
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