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2020年9月15日 (火)

オゾンによる空間除菌

新型コロナウィルスの殺菌方法について、高濃度

のオゾンを使った研究は5月24日に奈良県医科

大学からプレス発表がありました。オゾン濃度

6ppmで55分曝露した場合、新型コロナウイル

スは1/1000~1/10000まで不活化、オゾン濃度1

ppmで60分曝露した場合、1/10~1/100まで不

活化したそうです。ただし、高濃度のオゾンは

人体にも有害で、急性・慢性双方の中毒症がありま

す。厚生労働省が認めているオゾンの作業環境基

準は0.1ppm です。

8月26日、藤田医科大学から、低濃度(0.05または0.1

ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対し

て除染効果があるという発表がありました。ただし、

これは市販のオゾン発生器を使っての一般的な環境

下での検証ではない、ということです。

オゾンは濃度に注意してうまく使えば、空間除菌で

きる便利なものです。半面、知識不足で使うとかえ

って具合が悪くなってしまいます。

現在、低濃度と高濃度のオゾン発生器を使って空間

除菌の実験を行っています。

ppm表示は容積によって変わってしまいますので、

オゾン発生器の性能は、発生量(mg/h)で表します。

実験で使っているのは、低濃度が5mg/h、高濃度が

2万mg/hのものです。高濃度のユニットは、原則人

がいる部屋では使えないものですが、部屋の規模を

見ながら、ごく短時間使うことは可能なので、いろいろ

実験しています。

常務取締役 渡辺雅彦

Staff_watanabe_masahiko

【高濃度のオゾン発生ユニット】

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