放射線実測
自宅の敷地内の土を3ヶ所から採取し、放射線量を自作の検知器でカウントしてみました。
A.駐車スペースの土・・・28カウント/分(0.23μS/h)
B.雨樋直下の土・・・・・31カウント/分(0.29μS/h)
C.排水溝の土(泥)・・・53カウント/分(0.54μS/h)
※それぞれ1kgの土を採取
※カッコ内の数値は市販の簡易測定器の値(10回計測の平均値)
ちなみに地上1m高の空中では18カウント/分(0.15μS/h)でした。
やはり地面、それも雨水がたまるようなところは高めですね。
また、先日ある学校の敷地内を(校長先生の了解を得て)測定してきました。
校庭の中央部では、行政機関の値とほぼ同じ値でしたが、縁石の根元部分や、自転車の駐輪場の雨樋の排水部分では、その数倍にあたる0.50~0.70μS/hもの放射線が検出されました。さっそく高圧洗浄機で『除染』したところ、0.20μS/h程度まで下がりました。木の根元や側溝部分は意外にも、それほど高い数値ではありませんでした。同じ敷地内であっても、かなりのバラつきがあるのがわかりました。
学校や幼稚園・保育園などは、1ヶ所だけの測定では不十分です。新しい内閣には、子どもたちに特に配慮した放射線計測および対策を早急にお願いしたいところです。 経理総務部 渡辺雅彦
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