火打ち
建物の骨組みの中で、二つの木材を組み合わ
せて角を作る場合、その歪みを少なくするた
めに取り付けられるものを「火打ち」と言い
ます。木に対して「火」という言葉か使われ
ていて、あまり良いイメージではないと思い
ます。そこで調べたところ、火打ちで連想さ
れる「火打石」に行きつきました。
火打石と打ち合わせて発火させる道具のこと
を火打金(ひうちがね)といいます。火打金
は鋼鉄製で三角形をしており、その形が似て
いることから来ているようです。ちなみに、
衣服の脇の下を補強する三角布も火打ちとい
います。また、風水でも木と火の関係は、木
生火といって大変良好なもののようです。
工事部 石田卓也
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