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2018年3月17日 (土)

古代ローマのコンクリート

コンクリートは、年月が経つにつれてもろく

なってくるのが普通です。しかし、古代ロー

マ時代に作られた岸壁のコンクリートは、時

間が経てば経つほど強度を増しているそうで

す。その驚きの理由が、米研究チームによっ

て解明されました。

古代ローマ帝国が滅亡したのは1,500年以上

も前のことで、この頃のコンクリートは、火山

灰、石灰、火山岩、海水を混ぜ合わせて作られ

ています。このうち、重要な役割を果たしてい

るのが、最後の材料である海水なのだそうです。

この珍しい材料の組み合わせのおかげで、千年

以上の時間をかけてコンクリート内で新しい鉱

物が形成され、ますます強度を増しているとの

こと。解析の結果、コンクリートの中にアルミ

ナ質のトバモライト結晶が含まれていることが

わかりました。この鉱物は、海水と石灰と火山

灰が混ざり合って熱が発生することによって生

成されます。現代のコンクリートにとって、海

水は脅威です。補強鋼が錆びてその周りのコン

クリートが腐食してしまうからです。古代ロー

マ人の知恵には驚かされますね。

研究開発室 渡辺雅彦

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