更新ブログ

« 地名の由来 | メイン | こどもの日 »

2013年5月 6日 (月)

竜巻と開口部

ちょうど1年前に、茨城県、栃木県、福島県

で竜巻が相次いで発生し、1人が死亡、52

人がけがをしたほか、合わせて2000棟を

超える建物が被災してしまいました。

竜巻の時に窓などから建物の中に風が吹き込

むと屋根にかかる力が2倍になり、被害が拡

大するのだそうです。

独立行政法人の建築研究所から、竜巻の際に

建物の屋根にかかる上方向の力が計算されま

した。

その結果、窓や扉などが開いていない場合、

つまり「開口部」のない建物の場合、つくば

市を襲った竜巻に匹敵する風が吹くと、屋根

にかかる上向きの力は実際の建物に換算して

1平方メートル当たり最大632キログラム

でした。

これに対し、「開口部」がある建物では、上

向きの力の大きさが2倍の最大1,264キロ

グラムに達するということが分かりました。

つまり、窓ガラスが割れたりして「開口部」

ができると、破壊力が増すということです。

竜巻が近づいた場合には、頑丈な建物に避難

することが大切ですが、窓ガラスを雨戸やシ

ャッターなどを取り付けておくことが有効と

のことです。

          経理総務部 渡辺雅彦

Tatumakis

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.kazelog.jp/t/trackback/523244/31496243

竜巻と開口部を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。