我が国の「子供たちの学力低下」問題にひと言
かつて先進国の中でもトップクラスの学力であった日本の子供たちだが、
最近では7~8番目に位置が下がっている。
こんなに学力が下がってしまった原因は何処にあるのだろうか?
私はゆとり教育に大きく原因していると思う。
人材教育会社の(株)アイウイルで発行している新聞の染谷社長のコラムを
読んで同感に思いました。
基礎学力と言えば読み書きソロバン(計算)で、この力は人間社会で
生きていく上で最低限身につけていなくてはならない学力です。
私が小学三年の時には、掛け算九九が暗記できるまで毎日残り勉強を
させられたものです。
漢字も1006字が書けるまで、毎日書き取りの宿題が出されました。
染谷社長いわく、脳が若い内に徹底した詰め込み教育をすることで、
脳細胞の神経回路が無数につながって思考回路が出来るのだと言っています。
最近の若者に、事の善悪を判断出来ない者が多くなった原因であると言っています。
確かに仕事でも1~10迄教えないと自分で考えることが出来ない人が増えています。
マッカーサーの最大の任務は、勤勉で努力家の優秀な日本人を、怠惰で考える事が
苦手な日本人にすることだったと言いますが、日本の教育者と教育内容をコントロー
ルする事で、60年かけて見事に任務を全うしたのだと、驚きと共に教育の恐ろしさ
を痛感します。
まさに「国家の計は百年に有り」ですね。
安倍総理に早く気付いてほしいと思います。
by=小井土 靖
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