3Dプリント技術
「3Dプリント」というと、プラスチックの人形
程度しか作れないと思っている方も多いそうで
すが、実は非常に革新的なもののようです。
「誰でも作れる」という点と「どこでも作れる」
という点が今後ますます進むと言われています。
例えば、宇宙船内で不足した工具を地上からデ
ータ通信で受ければ作成できます。また、飛行
中の飛行機から、別の飛行機(偵察用など)
を作って空中から飛ばす、という実験も
行われています。
一方、病院や戦場で骨や皮膚をつくって治療し
たり、遠隔地に料理や服をデータで送って作る、
という研究も盛んに行われているようです。
さらには、材料をそのまま使うのではなくて、
その場で「化学変化」を起こして、化学薬品工
場などの特殊火災の時に、その場で最適な消
火剤を作成して使う、という用途も考えられて
います。
もちろん、反社会的な使い方(銃や他人の印鑑
・鍵の製造など)については、早急なルールづ
くりが必要ですが、法律より技術が先行してし
まっているのが実情です。
今後の建設的な使い方に期待しています。
経理総務部 渡辺雅彦
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