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2015年3月 2日 (月)

おもしろおかしく

「おもしろおかしく」という本に出会いました。堀場製作所の創業者で最高顧問を務めていらっしゃいます堀場雅夫さんの著書です。「おもしろおかしく」というのは、堀場製作所の社是です。

もともと社是が嫌いで、作ろうと思ったこともなく株式上場をしたそうです。その時「『こういう気持ちで経営をしています』ということを示す一番いい方法が社是」と言われ、思い直して作ることになったそうです。役員会に「おもしろおかしく」を社是にするとかけたところ、賛同者は一人もなく、普段のヨイショ役員も猛反対したそうです。その後説得を続け7年後に決着がつき、社是として制定されました。

なぜ、「おもしろおかしく」かというと、「それまでの自分を振り返ると、いい仕事ができたのは、おもしろくてたまらないというとき。全社員がそんな気持ちで働く会社になったら、どんなに素晴らしいか」ということからとのことです。「社員が楽しく働けば働くほど会社は伸びる」という価値観を掲げたものです。

この中には、数々の考え方や手法などが書かれています。なかなか仕事を「おもしろおかしく」とは考えにくいと感じるかもしれませんが、ひとりひとりの能力を少しでも多く発揮できるようにする経営手法として実践していきたいところも数多くあります。

人間の能力が無限ならば、それをとことん引き出すような経営をしていこう、ということが「おもしろおかしく」の土台とのこと。また、科学の力で人間を作るとしたら、1000億円から5000億円かかるそうです。そのような人間のすばらしい能力を最大限に活かした経営をしていきたいと思います。

代表取締役 荻野典光

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