更新ブログ

« 曲がる定規 | メイン | 雪止め瓦の設置 »

2015年11月15日 (日)

「火星の家」日本人建築家が最優秀賞

アメリカのNASAが、2030年代に火星

に建設する宇宙飛行士用の居住施設を設計す

るコンペで、ニューヨーク在住の日本人建築

家、曽野正之さん(45)たちの作品が最優

秀賞に選ばれました。

火星に大量にある氷で巻き貝のような壁を作

り、放射線や外気から人体を守ります。実際

に建設されるには技術審査などに合格する必

要がありますが、夢が広がりますね。

NASAは2035年ごろに計画する有人火

星探査で、宇宙飛行士4人が1年間、火星に

滞在すると想定し、安全で快適に暮らせる施

設(約93平方メートル)を募集しました。

火星にある材料で宇宙飛行士の到着前にでき

ていることが条件で、3Dプリンターとロボ

ットによる遠隔操作で無人で建てられること

などが評価されました。内部は4階建てで、

キッチンやトイレ、寝室などが備わっていま

す。氷壁を採用したことで、昼は外光が差し

こみ、夜は砂漠の一角に明かりがともったよ

うに見えるそうです。「人類が火星に到達し

た記念碑となる文化的で美しい施設を提案し

たかった」とのことです。今後が楽しみです

ね。

研究開発室 渡辺雅彦

Dsc00745_2

Dsc_0021

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.kazelog.jp/t/trackback/523244/33611051

「火星の家」日本人建築家が最優秀賞を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。