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2020年7月24日 (金)

新型コロナウィルス「D614G」型

今回の新型コロナウィルスは、生体内に入り

こんで増殖するとき、遺伝情報のエラーを補

正するしくみが比較的強く、突然変異はおこ

りにくい型とされています。それでも、小さ

な変化は日々起きており、それは感染拡大す

ればするほど増えていきます。その中で、今

もっとも注目されているのが「D614G」と呼

ばれる系統です。感染に関与するSタンパク

質に関与する遺伝子の614番目がアスパラギ

ン酸(D)からグリシン(G)に変化しているもの

で、感染力が高いとされています。2月から欧

州をはじめとして世界中に広がりました。

日本でも4月に発生した新型コロナウイルス

は主にG型系統とのことです。武漢型に感染

した人であっても、このG型には感染する可

能性があるそうです。G型からはさらに、GR

とGHという型も現れています。ただ、研究者に

よっては、G型が特に感染力が強いわけでは

ない、という意見もあります。

遺伝情報は国際的に集約され、GISAIDという

サイトから情報を得ることができます。

下記に遺伝情報の変化遷移図を挙げておきます。

https://www.gisaid.org/epiflu-applications/next-hcov-19-app/

常務取締役 渡辺雅彦

Staff_watanabe_masahiko

Covid19tree2

Covid19country2

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