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2011年6月 1日 (水)

変わらない政府の情報隠蔽体質

この度の福島第一原発の事故における重大な情報隠しが発覚しました。

14日に3号機が水素爆発を起こした15分後には、スピーディーという放射能拡散状況をシミュレーション出来るシステムで汚染地域の予測が出来ていたにもかかわらず、政府及び東電、文科省、原子力保安員はこれを発表せず隠蔽した。

つい最近になって、某テレビ局の記者に追求されると、今度はそれぞれが責任のなすり合いをしています。

海外では爆発の30分後にはインターネット上に同じシステムでシミュレーションした図がアップされいたと言います。

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細野氏の発言で政府が隠蔽していた事実が解ったのですが、理由を聞いて愕然としました。
「パニックになることをおそれた」のだそうです。

このことが「日本は信用できない、事実を隠している」となって「日本の物は放射能汚染されていても事実を公表しないから危険だ」となって輸入禁止措置につながったのだそうです。

まさに政府が風評被害を造ったといえます。

過去の歴史(非核三原則の密約等)を見ても、歴代我が国の政府は自分たちに都合が悪い事実は国民に知らせないと言う体質が今なお続いています。

国民を本当に馬鹿にしているとしか思えません。

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