シリーズ ~建築用語編~
みなさん、こんにちは。 記念すべき100回目のブログとなります。 今回は建築用語の「木材編」をご紹介いたします。 心材と辺材 木の中心部からとった木材を心材と言い、 周辺部からとった木材を辺材と言います。 心材のほうが組織が蜜で狂いが少ないです。 木表と木裏 板には表と裏があり木の外側を木表、 樹心側を木裏と言います。 木表は乾燥による収縮が木裏よりも大きいため、 木裏が凸状に反り、木裏にヒビ割れが発生しやすいのです。 床板は木裏を下にして使用し、敷居や鴨居の 溝加工は木表にします。 手刻みで材木を加工する大工さんは木材の クセ(反りやねじれ)を読み、適材適所を見極めています。
工事部 高田誠
木表と木裏です。
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