世界一のビル建設予定(中国・武漢)
中国・湖北省の武漢で、高さ1000メートル
の超高層ビルの建設計画が進んでいます。
市の最終許可が下りて予定通り2017~18
年に完成すれば、世界一高いビルとなります。
英国の建築事務所チェットウッド・アーキテク
ツが設計した鳳凰塔(フェニックス・タワーズ)。
ツインタワーの一方が高さ1000メートルに達
し、現在世界一に認定されているアラブ首長国
連邦(UAE)ドバイの「ブルジュ・ハリファ」を
172メートルも上回る見通しです。
中国では昨年、湖南省長沙で世界一を目指す
高さ838メートルのビル建設が始まったものの、
当局の許可がないとの理由で数日後に中止に
なっています。
サウジアラビア西部のジッダ市でも高さ1000
メートルとなる「キングダム・タワー」が建設さ
れていますが、完成予定は2019年とされて
います。
鳳凰塔は市内の湖に浮かぶ島に建設されます。
2つのビルの間には「惑星」を象徴する球体が
浮かび、このうち3つは天空をテーマにしたレス
トランになる予定です。風力で動く「世界一高い
万華鏡」も設置され、幻想的な模様を映し出すと
のことです。1階部分のショッピングセンターには
フランス、日本、トルコなど世界各国をテーマにし
た通りを設けるそうです。
環境への配慮にも最新技術を駆使し、大気中の汚
染物質を吸収する壁面や水の浄化施設などを導入。
再生可能エネルギーの発電施設で建物自体だけで
なく、近隣の地区にも電力を供給する計画とのこ
とです。
経理総務部 渡辺雅彦
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