人工呼吸器(手動式)
新型コロナウィルスの広まりにより、医療機関
の負担はとても大きくなっています。万一、罹
患する人が爆発的に増えてしまうと、いざとい
う時に病院に行けなくなる可能性があります。
肺炎を発症すると、空気(酸素)の取り込みが
困難になります。人工呼吸器の不足がニュー
スで報道されていますが、実際には高度な
操作と設定が必要なので、人的な補充が
セットでなされないとスタッフが大変です。
今回の新型コロナの重篤者対応では、
通常のARDS(急性呼吸窮迫症候群)の
設定よりも、圧力を低めにして、酸素量を
高めにした方がよいのでは、といった意見
も出されています。
どうしても人工呼吸器が使えない、という状況
になったとき、手動式の人工呼吸器の出番で
す。ネットで3千円程度でしたが、注文してから
到着まで1カ月もかかりました。気道確保キット
やリザーブバッグ(補助蓄圧袋)もついています。
ひたすら誰かがパコパコする必要があります
が、緊急時の呼吸補助具の効果は大きいそう
です。酸素ボンベや酸素発生器があれば、接
続することも可能です。なお、この機器は、あ
くまで個人的な研究用のものであり、業として
の対応はできませんので、ご了承ください。
常務取締役 渡辺雅彦
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