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2011年9月20日 (火)

日本が亜熱帯化?

 このところ日本に来る台風は移動スピードが遅く、結果として雨の降る時間が長くなり、各地に大きな被害をもたらしています。台風のたどるコースは従来とは異なり、熱帯地域のような動きをするケースが増えているようです。太平洋高気圧が例年より東に位置していたり、偏西風の吹くコースが北にズレていたりしている結果、日本に近づいてくる台風を北東にスピードをつけて押し流す要因が少なくなっているのだそうです。

 「日本が亜熱帯化している」と言われたりもします。東京湾で熱帯魚がいくつも見られたという報告や、南の海で獲れるはずのサワラが岩手県三陸沖で年間を通して大量に水揚げされるという話もあります。

 また、東南アジア地域で頻繁に見られる毒キノコ「オオシロカラカサタケ」が、日本国内でも見られるようになってきているそうです。ここ10年で急に増えたと専門家は指摘しています。キノコの胞子が台風の風に乗って日本に上陸し、今までは生育できなかったところでも広まっているのではないか、と言われています。

 わたしたち一人一人の行動が総体的に、環境に大きな影響を与えているのは間違いないことです。地球のために何ができるかを、一人一人が考えて実践していくことが大切だと思います。

                    経理総務部 渡辺雅彦

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