福島第1原発2号機の温度上昇
福島第1原発2号機原子炉の圧力容器底部の温 度が依然として70度を超えています。 凍結防止の工事を行った際、配管を変更した ことにより、格納容器に溶け落ちた核燃料が 十分に冷やされなくなった可能性が高い、と のことです。 圧力容器底部に設置されている3つの温度計の うち、2つは45度台で安定しているそうですが、 1つは70度を超えているそうです。 2月1日には52度だったのが、工事後の5日には 71.7度になりました。その後段階的に冷却水 の量を2トン増やした時点で73.3度。現在は 70.5度から69度前後とのことです。「念のため」 再臨界を防ぐホウ酸水を1トン注入したそうです。 ホウ酸水の注入は、昨年11月以来です。 これでも「冷温停止状態」だと政府は言って います。決して「放置しておいても安全な状 態」ではない、ということがわかりますね。 経理総務部 渡辺雅彦
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