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2012年11月 5日 (月)

丸太の切り方

材木は丸太を加工して作るのですが、どの様

に丸太を切るかご存知でしょうか?

家のどの場所に使う材木にするかによって切

り方が異なってきますが、一般的に中心部に

近いところからは芯持ちの柱、桁、梁などの

構造材を取り、その周辺では野地板、垂木な

どの造作材を取ります。丸い木から四角の材

を取るのですから、外側の部分が廃材となっ

てしまいます。通常、原木の60%~70%

が建築材となり、残りの30%~40%は廃

棄またはチップ材として製紙工場などに引き

取られます。極力、廃棄する部分を少なくな

るように、木の形を見極めながら挽いていき

ます。

人の目に触れることになる柱などは、原木を

見て節の位置や数などを確認しながら加工し

ていきます。木を見れば、節の位置や大きさ

が分かると職人は言います。

材は乾燥すると、曲がり・ねじれ・そりが生

じるのですが、一本一本の形を見ながらそれ

も判断しつつ、鋸を入れていくのです。

また、乾燥による収縮も考えて、仕上寸法よ

りも少し大きめに切っていくのです。

切り方にもいろいろ種類がありますので、後

日載せたいと思います。

          工事部 石田卓也

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