尺
建築において「尺」は欠かせない単位ですが、
1尺とは何センチメートルなのかご存知です
か?
1尺は「30.3㎝」です。この尺という単位は
東アジアでは広く使われているのですが、中
国では「33.3㎝」と、所によって少し誤差が
あるようです。もともとの始まりは親指から
中指までの長さ(およそ18センチ)でしたが、
人によって誤差が生じる為、明治時代に今の
長さに制定されたそうです。
ちなみに「アルプス一万尺」という歌があり
ますが、あれは日本用の基準になっており、
ここでいうアルプスとは日本の南アルプスの
ことです。
一万尺とは槍ヶ岳(標高3,180メートル)の
事だそうで、「こやり」とは頂上の一歩手前
のとんがった部分の事だそうです。
工事部 石田卓也
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