昔と今の技術の融合と発展
634mもの高さを誇る東京スカイツリーの設
計にあたって参考にされたのは、日本の伝統的
な塔である「五重の塔」だそうです。
スカイツリーも、心柱によって地震や強風時に
タワーの揺れが低減されるというしくみになっ
ています。古代と現代の技術の見事な調和によ
ってできたのですね。
限られた面積の中で、634mもの建物を支え
るための土台は、一辺約68mの正三角形にな
っています。上部に行くにつれてタワーの断面
が円形になっているのがスカイツリーの特徴で
す。
古民家などでは、曲がった大きな梁がよく見ら
れますが、これも耐震的に強くしようという、
昔の大工さんの知恵だそうです。昔と今の技術
をうまく融合させつつ、次の技術に発展させて
いくことは、大変だとは思いますが、とても大
切なことだと思います。
経理総務部 渡辺雅彦
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