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2014年1月18日 (土)

今回は「瓦」について調べてみました。

初めて瓦が登場するのはおよそ2800年前の中国

とされており、日本にはおよそ1420年前の西暦

588年、百済から仏教と共に伝わり、飛鳥寺で初

めて使用されたそうです。平瓦を並べ、そのジョイ

ント上に丸瓦を並べた現在でも使われている本瓦

葺きとほぼ同じです。

飛鳥時代では、瓦葺きの許された建物は寺院のみ

で、現存日本最古の瓦は飛鳥時代の元興寺の極楽

坊本堂と禅室に葺かれている瓦とされています。

単に瓦と言っても、スタイル・用途・焼成法・色・

等級・産地など様々な分類法があり、分類すると

1000を越えるほどの種類があるそうです。

なぜ、「瓦」と呼ばれるようになったかは、定かで

はありませんが、幾つかの説があるようです。

1、サンスクリット語(梵語ぼんご)の「カパラ」

2、甲冑(かっちゅう)の古語である伽和羅「カワラ」

3、亀の甲の古語である「加宇良」(コオラ)

4、屋根の皮(カワ)

5、「カワラケ」(日本に古くからあった土器)

                  工事部 石田卓也

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(日本最古の瓦)

 

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