杉の間伐材をストーブの薪に利用してみました。
薪ストーブ友の会が発足して1年半が経過しました。
薪ストーブライフを存分に楽しむには、肝心の薪が安価で入手できなければ叶いません。
実際業者からの薪購入では、休日くらいしか醍醐味を味合うことが出来ません。
「市価の半分以下で薪が手にはいるように」との想いから友の会を立ち上げました。
昨年は楢材や住宅の解体材を調達して会員の皆様に喜んでいただきましたが、今後更に会員が増えると原木の調達が深刻になってきます。
そこで目を付けたのが杉などの間伐材です。
ほんの一部は用材として利用されていますが、利用価値が無いことから殆どが切り倒されたまま放置されて朽ちてしまっています。
薪は楢材、クヌギ材、アカシヤが良いと言われていますので、他はあまり注目されていないのです。
私は、ある林業者から「間伐材を薪に使ってくれないか?」といわれました。私自身前出の材しか考えていなかったのですが、試しに数本の間伐材を貰って薪にしてみました。
先入観で杉材はススが多く出て火持ちが悪いと思っていました。
ところが意に沿わんや、火力が強く灰も少なく火持ちも良く定番の薪材と全く遜色がないことが解りました。
此なら未利用のまま朽ちる資源の有効活用と、少ないながらも森林を守る林業者の収入を増やす事にも貢献でき、更には薪ストーブ愛好者にも存分に楽しんでいただけ当に三方良しとなること間違いなしと確信しました。
by=小井土 靖
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