建設業で外国人活用拡大(政府方針)!!
政府は先日、人手不足が深刻となっている建
設業で、外国人労働者の受け入れを拡大する
緊急措置を決めました。しかし、建設業界か
らは、その効果を疑問視する声が上がってい
ます。
この措置は新興国への技術移転を目的に外国
人を受け入れる「技術実習制度」を拡充した
ものです。受入期間をこれまでより2年延長
して最長5年とするほか、過去の実習生が再
入国して2~3年働くことも認めるというも
のです。
背景にあるのは、建設業界の人手不足です。
2020年には東京五輪の開催が待ち受けて
おり、政府の試算によれば、2020年まで
の6年間で15万人が不足します。そのうち
7万人を外国人でカバーしようという狙いで
す。
しかし、建設業界に必要な人材は専門的な技
能を持っている人という見方もあり、日本人
の若者が入職しやすい環境を整えるなどの対
策が先、という声も多いようです。
経理総務部 渡辺雅彦
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