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2014年4月13日 (日)

三陸鉄道と耐震工法

東日本大震災で被災した三陸鉄道が先日、3

年ぶりに全線で復旧しました。耐震性や津波

対策を強化するため、再架設する3つの橋に

新工法のGRS一体橋梁(補強盛り土一体橋

梁)という方式が採用されています。

GRS一体橋梁とは橋桁、橋台、橋脚を一体

化して支承(ししょう)をなくし、さらに橋

台を背面の補強盛り土と一体化する構造形式

です。橋梁に働く水平力を全て補強盛り土に

負担させ、橋脚は鉛直荷重だけを担うのが特

徴です。耐震性に優れ、橋脚のコスト低減を

見込めます。上下部一体構造なので、津波に

遭っても流失しにくいことが期待できるそう

です。

                  経理総務部 渡辺雅彦

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