新幹線最高時速285km/h!!
JR東海は3月のダイヤ改正から、一部の新幹線
の最高時速を15キロアップして、時速285キ
ロでの営業運転を始めました。所要時間では3分
の短縮にとどまりますが、そこには奥深い意図と、
海外の鉄道関係者も舌を巻く驚きの技術が隠され
ています。東海道新幹線の速度向上は実に23年
ぶりです。
1964年の開通以来、東京-新大阪間は4時間
から、50年間で所要時間は半分近くに減りまし
た。ただ、東海道新幹線には急カーブが多くて、
速度向上は想像以上の難作業だったそうです。
これを解決したのが、「新型車体傾斜システム」
で、従来よりも多くの空気を使って車体を傾け、
カーブを高速で安定して通過するものです。
もう一つの新技術が「中央締結ブレーキディスク」。
従来に比べて15%ブレーキ力を向上させ、地震
などの緊急時でも270キロ走行と変わらないブ
レーキ性能を保ちます。このほか、騒音軽減や線
路の改良など様々な工夫で高速化を実現しました。
日本の技術力はすごいですね。
経理総務部 渡辺雅彦
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