瓦版
毎月発行させて頂いています「暮らしの
瓦版」ですが、おかげ様で次月号で20
0号となります。この瓦版ですが、なぜ、
瓦版と言うのでしょう。瓦版は新聞のル
ーツとされるもので、1615年の大阪
夏の陣を伝えたものが現存する最古のも
のであると言われているそうです。瓦版
はこうした大事件や火事、地震などのニ
ュースを絵入りの1枚刷りで販売されて
いました。なぜ瓦版というかははっきり
していないが、初期の頃は粘土を焼き固
めた瓦のようなものを板木のかわりに使
っていたという説もあります。しかし瓦
版といった名称が一般的になったのは、
明治以降のことであり、それまでは街頭
で大きな声で読みながら売っていたこと
から、読売(よみうり)という名で知ら
れていました。ちょうど大きさが瓦と同
じ程度であったので収集家達が、その大
きさから瓦版と言うようになったとも言
われています。
工事部 石田卓也
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