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2015年7月 1日 (水)

「小事」が大事を生む

これは、戦後初の三冠王で、南海ホークス、ヤクルトスワローズ、

阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた

野村克也さんの著書です。

選手時代の野村捕手については、失礼ながらあまり興味がなかっ

たというのが正直なところです。しかし、解説者、評論家となっ

てからの著書には共感できるとことが多く、時々朝礼などで社員

に話をさせてもらっています。

この本のタイトルのように、小さなこと、細かなことが大きな

ことを生んでいくという考え方が、私たちが仕事をしていく上

でとても参考になると思っています。

この本の中では、「どんな些細なことでも確認作業は怠るな」と

いう項目があります。走塁に関して、相手の隙を見抜くこと、

打球がライナーの時は飛び出さないこと、出塁したらリードを

十分に取り相手のピッチャーにプレッシャーをかけることなど、

基本中の基本を言い続け、コーチに確認させたとのことです。

「慣れ」は怖いもので、「慣れ」により隙ができ油断となり大きな

失態を生んでしまいます。それを防ぐために、常日頃の確認

することの習慣化が大事だということです。

私たちの日常でも、「確認不足」や「慣れ」によって起こるミスが

あります。「このくらいはわかるだろう」、「誰々さんに頼んで

あるからやってあるはずだ」、「誰々さんがやってくれてるはず

だ」、「この仕事はこれでいいはずだ」。こういったことにより、

日常の仕事からミスが起きてしまうことがあります。確認する

ことを習慣化できるようにし、緊張感を持って仕事に取り組ん

でいきたいと思っています。

代表取締役 荻野典光

Ogino2
Book2

 

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