被災地支援
6月12日から22日まで熊本に行き、被災地支援
をしてきました。主な業務内容は地震によって、
建物にどのような影響が出ているかを点検する
ことでした。まず飛行機が着陸する際に青いブ
ルーシートを屋根にかけている家がとても多く
見られました。最も被害の大きかった益城町は
とても人が住めるような状態ではなく、車で走
っていると、私が見る限り道路の両側すべての
家が全壊、または半壊しており、赤紙が貼られ
ていました。点検は基礎のクラック、レベルを
使っての地盤沈下が無いかの測定、内外壁のひ
び割れは無いか、耐力ブレスの破断は無いかの
確認を行ってきました。ひどい家になると、玄
関ポーチが40cmほど下がってしまったり、ブ
レスが壁内で破断し、壁から飛び出していた家
もありました。
最近では報道が少なくなっていますが、復旧は
ほとんど進んでいません。一日でも早く避難所
で暮らす人々がいなくなってほしいと思います。
また地震の怖さが、余震が続いている事がよく
わかりました。日頃の備えがとても大切だと改
めて感じました。
工事部 石田卓也
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