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2012年5月22日 (火)

来月『金星の太陽面通過』!!

来月『金星の太陽面通過』!!

昨日は金環日食で話題になりましたよね。

次回前橋周辺で見られるのは2,386年10月24

日。実に374年後です。でも、まだ太陽観測

メガネはとっておいてください。実は、来月

のはじめに「金星の太陽面通過」があるので

す。

6月6日(水)7:10~13:30までの間、実に

6時間半にわたって金星が太陽面を通過します。

前回は2004年6月8日だったのですが、天候に

恵まれず、多くの地域で観測できませんでし

た。来月を逃してしまうと、そのあと起こる

のは105年後の2117年12月11日ですから、

何としても見たいですよね。

          経理総務部 渡辺雅彦

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2012年5月21日 (月)

ラッキーな日

皆様、金環日食はご覧になりましたか?私

も昨晩、急きょ子供(3歳)に見せたくて

日食観測メガネを探しましたが、何処へ行

っても売り切れ状態。何とかコンビニで見

つける事が出来ました。 

子供の反応は・・・・・・

一緒に見る事が出来ませんでしたので、帰

宅してからのお楽しみです。前回から17

3年、次回は374年後という話もありま

すので、とてもラッキーな日になりました。 

         工事部  石田 卓也

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2012年5月16日 (水)

原発の配管設計と停止後の管理

高速増殖炉「もんじゅ」の話ですが、配管が

設計通りに作られているのに、なぜか合わな

いという問題がありました。

現場管理者がいろいろと思いめぐらして考え

たところ、各メーカーの設計基準の差による

ものとわかりました。

もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機な

どのメーカーが協力して作ったのですが、

図面を引くときに、日立と日本原研は0.5ミリ

切り捨て、東芝と三菱は0.5ミリ切り上げとな

っていました。

たった0.5ミリですが、100ヶ所以上も集まる

と大変な違いになるわけです。

それぞれの企業にはノウハウや秘密事項がある

ので、全体的な統括・管理が難しい、という点

が指摘されています。

厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびる

とボロボロになります。運転を止めてもそのま

ま放置しておくと、すぐサビが来てボロボロに

なり、穴が開いて放射能が漏れてくるのです。

運転を止めたままにしておくことも、廃炉、

解体することもできないものになってしまうの

です。発電している時と同じように、水を入れ

て動かし続けなければなりません。水の圧力で

配管が薄くなったり部品が悪くなったりします

から、定期検査も行って補修や交換をしなけれ

ばなりません。放射能が無くなるまで、発電し

ているときと同じように監視し、管理をし続け

なければならないのです。

こうした費用は、電力会社が電気料金からあて

る、つまり消費者負担になる可能性が高いとい

うことを知っておくきべきだと思います。

          経理総務部 渡辺雅彦

2012年5月 8日 (火)

日食観測用フィルター

来る5月21日(月)の朝7時半ごろ、関東地方

で金環日食が観測できます。(晴れることを

祈っています)

先日、日食観測用のフィルターを2種類購入

しました。1つはガラス製で398円(青色)、

もう1つはプラスチック製で198円のもの

(白色)です。(同じメーカーの製品です)

やはり、ガラス製の方がはるかによく見えま

す。観測をしようと思っている方は、是非

ガラス製のフィルターを使ってみてください。

          経理総務部 渡辺雅彦

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2012年5月 1日 (火)

床板にワックスがけ

毎年、ゴールデンウィークには、家のメンテ

ナンスをするようにしています。

今回は 4月29、30日と、床板にワックス

がけをしてみました。

使用しているワックスはドイツ製の、環境に

やさしいと言われているリボス社ものです。

(関連会社の四季の住まいで取扱のもの)

その売り文句は次のとおりです。

◇天然成分100%だから、小さいお子さまの

 いる家庭でも安心。

◇天然成分だけを使用しているので環境にも

 やさしい製品です。

◇汚れ落とし兼用ワックスなのでお掃除ツヤ

 出しが同時にOK。

◇塗りムラ・ベタベタ感がなくサラサラ。

◇合成界面活性剤や有機溶剤等は一切含んで

 おりません。

◇不快な臭いもなく、乾きが早いため安心です。

◇表面塗装されている木質フローリング、

 コルク、リノリウムなど用途多様。

これ1本でワックス本塗り前のクリーニング

もできるので、一石二鳥です。

無垢の床板をよく見てみると、日光があたる

ところと、椅子の足がこすれるところは傷み

が激しいです。こうした部分は3度塗りして

みました。

          経理総務部 渡辺雅彦

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2012年4月24日 (火)

2012年5月21日の金環日食

2012年5月21日は金環日食となりま

す。時刻は7時30分頃とのことです。

金環日食では、太陽が細いリング状に光って

見えます。この現象が起こるのは大変珍しい

ことなのです。

前回日本で金環日食が観測されたのは19

87年9月23日、沖縄でした。でも、1つ

の場所を限定して考えますと、数百年に一度

という頻度になります。

たとえば東京でみますと、前回金環日食が見

られたのは173年前の1839年9月8

日のことです。また2012年以降で次に東

京で見られるのは、300年後の2312年

4月8日のことになります。

西暦1年から西暦3000年までの三千年

間に起こる全ての日食のうちで、東京で見ら

れる金環日食はたったの8回しかありませ

ん。

天気が良くなるように祈っています。

         経理総務部 渡辺雅彦

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2012年4月18日 (水)

エネルギーミックス

総合資源エネルギー調査会基本問題委員会を

中心に議論されている「エネルギーミックス」。

将来、どんな種類のエネルギーがどのくらい

の割合を占めるかということです。

その中で、原発の比率が0%、20%、25%、

35%の場合という想定での議論があります。

ここで注目したいのは、あたかも20%や25%

という「選択肢」が「中間的」であるかの

ような印象がありますが、実はそうでもない

という点です。

現時点で政府が表明しているのは、「原発の

新規建設は実質的に無理である」ということ

と「原発は原則40年を経過したら廃炉にする」

ということです。

現在、原発の新規建設はほとんど無理な状況

を考えますと、2030年時点で稼働できる原発

は現在の54基から19基に減ることになります。

2030年までに原発の比率を35%にするのを実現

するには、何とかして原発を新規建設するか、

40年で廃炉するべき原発を無理して60年まで

使う必要があります。

老朽原発では、金属が単に劣化するだけでなく、

中性子が金属を攻撃する“脆化”という現象が

起きます。世界では、平均で廃炉になる期限は

30年に満たないのが現状です。

福島第一原発の1~4号機はいずれも1970年代に

建設され、30~40年を経過した老朽原発であり、

古くから米国原子力規制委員会(NRC)が地震

に弱いと指摘してきたマークⅠ型の格納容器を

持つ原発でした。

原発に関しては、国民にもっと情報を開示し、

よく議論する必要があると思います。

          経理総務部 渡辺雅彦

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2012年4月10日 (火)

JAXAが「ガンマカメラ」を開発!!

独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA

は、セシウムなどの放射性物質が出すガンマ

線の量を精密に観測し、色の違いで表示する

装置「ガンマカメラ」を開発しました。

もともとは天体観測用に開発したガンマ線セ

ンサーを活用したもので、広い範囲をきめ細

かく測定できるそうです。一ヶ所ずつ測定す

るのよりも、ずっと効率がよくなると期待さ

れています。

福島県の飯舘村で東京電力などと共同で行っ

た実証試験によると、側溝や森の周辺などの

放射性物質が実際に確認できたそうです。毎

時1マイクロ・シーベルト以上の放射線量を

検出できるとのことですが、さらなる精度ア

ップと実用化に期待しましょう。

          経理総務部 渡辺雅彦

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2012年4月 3日 (火)

格納容器内の放射線量

福島原発2号機の格納容器内の放射線量が発表

になりました。それによりますと、放射線量

72.9シーベルト(つまり7万2,900ミリシー

ベルト)です。7シーベルトで100%の人が

死亡すると言われておりますので、いかに

高い放射線量かがわかります。この致死量に

達するのに、わずか7分しかかからないそう

です。廃炉にするのも容易なことではないの

がわかります。高い放射線にも耐えうる機器

の開発が急がれます。

          経理総務部 渡辺雅彦

2012年3月21日 (水)

原子力の管理は今後......

東日本大震災後、福島第一原発よりも南にあ

る第二原発の方は、炉心溶融や爆発事故は回

避できました。しかし、非常用発電機が津波

で浸水してしまい、1、2、4号機が全ての

交流電源が失われるという事態になりました。

経済産業省原子力安全・保安院は4月20日

で運転開始から30年を迎える福島第二原発

1号機について、東電が提出した今後10年

間の運転管理方針を認める審査書案を専門家

会合で示しました。これによりますと、東電

原子炉の冷温停止を維持する管理を続けるこ

とになります。

ただし、今後原発を再稼働させる場合は、改

めて保安院の評価を受ける必要があるとのこ

とです。地元の福島県は、国や東電に対して

福島第二原発全4基の廃炉を求めています。

原子力安全委員会と原子力安全保安院の限界

が叫ばれている中、政府は原子力規制庁の設

置を4月1日に目指していますが、現状だと

なかなか実現は難しそうです。そうしている

うちに、原発再稼働の話がどんどん出てきそ

うです。

          経理総務部 渡辺雅彦

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