四間八間のお宅のお話
本日伺ったお宅は、お蚕さんを二階で飼って
いたという、一階が32坪、総二階建64坪、
築80年位のお宅でした。
夏も冬も涼しいという典型的な養蚕農家のつ
くりで、立派な欅の大黒柱があり、二階の梁
や根太は黒々とした輝きを放っていました。
話が昨年3月11日の震災の話となる中で、
このお宅は、その日も地震の揺れでも物ひと
つ落ちなかったとの事です。その後の余震で
も電気のヒモすら揺れないとの事。「このあ
たりは地盤がいいんだよ」とおっしゃっても
いましたが・・・。
耐震・免震・制震といった最新のシステムで
はありませんが、昔の匠の技術に、ただただ
感心したひと時でした。
リフォーム部 安藤金光
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