引退する機械
春と言えば出会いや別れの季節ですが、弊社の
作業場からも引退する機械があります。
研磨機といって、材木を削るかんな盤の刃を研
ぐ機械です。かんな盤にとっては大切なパート
ナーです。
この機械は、かんな盤のように作業場の真ん中
に鎮座して注目される機械ではありませんが、
大工さんが仕上がり良くかんな盤で材木を削る
ためには、無くてはならない存在です。
大工の皆さんは研磨機の調整を重ねながら大切
に使ってくださいましたが、いよいよ刃を平ら
に研ぐことが出来なくなってしまい、引退の時
を迎えました。
この作業場を建てた時からある機械だそうで、
かれこれ30年以上も活躍してくれました。
一方、かんな盤は残りますが、これからも新た
な相棒を迎え大工さんと共に頑張っていくこと
でしょう。
工事部(資材班) 岩渕 敏広
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