韓国ソウルの『見えないビル』
世界各地で高層ビルやタワーの建設計画が進
んでいますが、韓国のソウル郊外に最新技術
を駆使した「見えないタワー」が登場するそ
うです。
「タワー・インフィニティ」という名の建物
は、アメリカのＧＤＳアーキテクツという建
築事務所が設計し、２０１１年に韓国土地住
宅公社が実施したコンペで１位を獲得したも
のです。
建設予定地は仁川（インチョン）国際空港の
近くです。完成時の高さは４５０メートルで、
東京スカイツリー、広州塔（広州）、ＣＮタ
ワー（トロント）、オスタンキノタワー（モ
スクワ）、東方明珠塔（上海）に続く、世界
６番目のタワーとなります。完成予定時期は
同公社もＧＤＳも発表していません。
ガラス張りのタワーに取り付けたカメラとＬ
ＥＤ（発光ダイオード）ディスプレーで、
「最新式のカモフラージュ」を実現するとの
ことです。
カメラは６方向、３段階の高さに設置し、周
囲の風景を撮影。その映像をデジタル処理し
て大きさや向きを調整します。別の３区画に
それぞれＬＥＤディスプレーを５００列並べ、
合成した映像を映し出す。こうしてタワーの
向こう側の風景が見ている側の壁面に映し出
され、建物は背景に溶け込んで「見えなく」
なるというものです。（透明度は可変式）
でも、空港の近くとのことで、飛行機が当たら
ないかとちょっと心配です（笑）
経理総務部 渡辺雅彦
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