計算尺
最近の若い方は「計算尺」を知らないようです。
ものさしのような目盛のついた板を組み合わせ
て、掛算・割算・平方根等の計算をするもので
す。先人の知恵が凝縮された、すばらしいもの
であるにもかかわらず、電卓の普及とともに姿
を消しました。今でも家のどこかにある、とい
う方もいるかと思いますが、ほとんどの家から
は消えてしまったのでしょうね。
計算尺は数本持っていますが、基本部分は同じ
でも、用途別に様々なバリエーションがあるの
です。
また、計算尺の使い方の本を持っているので
すが、これが実によくまとまっています。
時折読んでは先人の計算を簡単にしたい、と
いう「思い」を感じるようにしています。
「計算尺標準使用法」~杉浦次郎著~
(昭和21年第4版、定価8円の本です)
経理総務部 渡辺雅彦
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