エボラ出血熱
最近のニュースで、エボラ出血熱が流行して
いると報道されています。特にアフリカのギニ
ア、リベリア、ナイジェリア、シェラレオネを
中心に流行しているそうです。
世界保健機関(WHO)では、「非常事態宣言」
をしています。
過去にも時々流行が報道されたことがあります
が、今回の特徴は「都市部で流行している」と
いうことです。これがいかに危険なことか、と
WHOでは警告しているわけです。
都市部の人は、世界中を飛行機で移動する可能
性が高いのです。エボラ出血熱の潜伏期間は2
~22日と言われていますので、空港でのチェッ
クをすりぬけてしまう可能性が多分にあります。
感染・発症した場合の致死率が高く、亡くなると
きに全身から出血するという悲惨さがが特徴です。
ワクチンの開発もまだ研究段階で特効薬がありま
せん。WHOの発表では、2013年12月から2014
年8月16日までで、2,240名が感染し、1,229名
が死亡(致死率55%)とのことです。この感染者
数には「疑いのある」患者数も入っているため、
今後変動する可能性があります。今後のニュース
に注目しましょう。
経理総務部 渡辺雅彦
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